水耕栽培の失敗例

 水耕栽培でうまくいかなかった事例を載せておきます

同じような状況になった場合に参考になるかと思います

 

植物は育つまで時間を要するため、失敗要因の分析が難しいです

いくつか事例を載せておくと後々役に立ちそうです

 

  • リーフレタス

【期間】

  2019/11/3〜2019/12/4(32日間)

【肥料】

        有機特殊肥料 ヤサキ 菌の黒汁

 
・気温が低い
 
 

一度成功しているスイートバジルに戻します

【期間】

  2019/12/7〜2019/12/29(23日間)

【肥料】

   有機特殊肥料 ヤサキ 菌の黒汁

   HB101スプレータイプ

【結果】

  発芽はしたが、その後成長せず

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23日後

 

根は少しだけ伸びているようです

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かいわれ大根みたい

 

【要因】

 一度、成功しているスイートバジルに戻しても、生育しなかった

 成功したときとの違いは気温肥料

 以前は秋口化学肥料を用いました

 

 パラメータが2つのため、どちらが主要因かわかりにくい

 では、次は、肥料を以前と同様、化学肥料に戻します

 これで成功したときとの違いは気温だけになり、気温の影響度がわかります

 

【期間】

  2019/12/29〜2020/4/6(100日間)

【肥料】

   液体化学肥料 ハイポニカ水耕栽培

 

   水耕栽培で一番よく使われている評判のよい化学肥料です

  窒素、リン、カリが平均でそれぞれ約 2%, 1.9%, 4.7%

  これでできなければ気温の影響で間違いないでしょう

 

【結果】

  ハイポニカ液体肥料の効果か、全滅は避けられました

  3つが発芽後、成長しました

  うち1つは天井まで届いています

 

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  ただ、やはり秋口の栽培と比較すると、天井に達するまで、前回25日に対し、今回46日を費やしました

  成長が著しく遅いです

  

  また、発芽率が極めて低い

  9つのうち3つで発芽率33%

  芽が出ないのがほとんどで、 以前のようにジャングル化はしていません

 

 【要因】

  化学肥料の効果でなんとか改善はしましたが、やはり気温の影響が一番大きいのでしょう

  室内とはいえ、20℃は下回っていたと思います

  冬場の水耕栽培は、温度対策を施すか、ほうれん草などの寒さに強い野菜に絞るのが良さそうです。